いよいよ3月に入りました。
白菜、大根、カブ等、冬野菜の収穫は、畑に残した白菜が4つだけ。
その白菜も傷みが激しく、白菜の原形のままで収穫するのは無理だということがこの前の収穫で分かりました。
上部を切り取って、傷みが少ない下部だけを収穫すれば、冬野菜の収穫は終了です。
冬野菜からバトンタッチして、これから伸びてきそうな野菜は冬越し野菜。
実エンドウとビーツ、ニンニクです。
春になって新たに芽が出てくるのがアサツキとアスパラガス、ニラです。
さて、てっぺん畑の春一番の新芽は何?
アサツキなんです。
例年、アサツキの新芽がてっぺん畑の春を告げる野菜です。
アサツキは、毎年、春と秋の2回収穫できます。
アサツキについて、20年ほど前に買った「食材図典」で調べてみました。
<アサツキ>
アサツキ〔浅葱、糸葱〕
北海道、本州、四国に野生する球根性多年草。
球根は鱗茎(りんけい)でラッキョウよりも小型である。
葉と鱗茎が食用とされる。
第2次大戦後、関東市場ではおもに東北地方で生産したアサツキが山菜として市販されてきた。
アサツキはくせがなく、ゆでて和え物や薬味などとする。
【秋庭 隆『食材図典』小学館 1996年3月1日初版第10刷発行】
と出ていました。
アサツキの新芽を見て、春の到来を実感しました。