「にゃーご」と聞いて思い浮かぶのが「ねこ」。
「にゃーご」はねこのなき声。
ねこが登場すれば、次の思い浮かぶのが「ねずみ」
この絵本は、ねことねずみの話です。
「ねこはねずみを食べる」という関係、誰もが知っている当たり前のことが前提となり、話が展開していきます。
「いいですか、これがねこです。この顔を見たらすぐににげなさい。つかまったらさいご、あっという間に食べられてしまいますよ。」と
ねずみの学校で子ねずみたちに教えている先生。
みんなは真剣に聞いているのに、まったく聞いていない子ねずみが3びき。
その子ねずみが何と学校を抜け出してしまうのです。
「にゃーご」
そこで出会ったのが、ひげをぴんとさせたおおきなねこの「たま」。
「おじさん、だあれ」と聞く子ねずみ、
「おいしいももをとりに行かない。」と子ねずみにさそわれていっしょにももをとりに行くたま。
その後、子ねずみとたまの関係がどう変化していくのか。
そのキーワードになるのが「にゃーご」
読み進めていく中で気持ちも・・・。
※「にゃーご」は小学校2年国語の教科書にも取り上げられています。
(東京書籍「新しい国語」2年上)