小湊 悠貴『ホテルクラシカル猫番館』集英社オレンジ文庫

未分類

「ホテルクラシカル猫番館」は2019年発刊以来シリーズ化され、4巻まで発売されていて、5巻が11月に発刊予定だそうです。

主人公はパン職人(ブーランジェール)の沙良。

沙良の実家は旧家、代々政治家で沙良の祖父も父も政治家である。

沙良は、裕福な家庭で「人よりお金と手間をたっぷりかけて」(p.15)

育てられている。

当然、沙良への期待は「箱入り娘」であり、釣り合いのとれたお見合い結婚。

しかし、お見合いを断り、沙良が目指したのはパン職人(ブーランジェール)。

祖父の反対を押し切り、パン作りを製菓専門学校で学び、町のパン屋さんで3年間学んだ沙良。

その後、縁あって再就職した横浜の山手にある「ホテルクラシカル猫番館」

沙良と3年間修業したパン屋さんとの関係。

個性豊かな登場人物に囲まれ、パン作りに励む沙良。

目次がcheck in、1泊目、2泊目、3泊目、4泊目、check outになっていて、いかにもホテル風!

目次ごとに、「ホテルクラシカル猫番館」を訪れた宿泊客との物語。

どの話も、ついつい話の展開に引き込まれてしまいました。

さて、この本で今回紹介する猫が、1泊目と2泊目の間のTea Timeから登場する

「わたしは猫。名前を『マダム』と申します。年齢は五歳になったばかり。」(p.71)と自己紹介から始まる「マダム」。

マダムは「ホテルクラシカル猫番館」の看板猫。

物語全体の中では、「隠し味」的に登場し、登場する人物像やホテルの景色、雰囲気を感じさせてくれています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました