12月12日(日)、てっぺん畑がある奥吉野の天気予報は晴れ後曇り、
気温13度。
この日を逃すと、一気に寒くなることが予想されるため、
思い切って、「御船の滝」に行ってきました。
御船の滝は、以前にも行ったことがありましたが、その日はあいにく曇り空。
晴れた日の「御船の滝」が見たくなり車を走らせました。
御船の滝は、奈良県吉野郡川上村井光(いかり)の山の中にあります。
国道169号線で杉の湯ホテルを超え、吉野川に沿って走っていくと、案内の看板が見えました。
橋を渡り、林道を上がると「井氷鹿(いひか)の里」というアマゴの釣り場があります。
そこから3㎞ぐらい上がると「御船の滝」の案内板がありました。
御船の滝は、高さ50mから流れ落ちる滝です。
青空のもと、滝と流れ落ちる水の音を堪能することができました。
辺りもそびえ立つような岩場の壁、
奥吉野の自然も満喫しました。
御船の滝は、厳寒の冬季、滝の水が凍り氷瀑になることがあるそうです。
その氷瀑の姿が「文殊菩薩」を現わしているとも言われ、
「知恵を授ける滝」と伝えられているそうです。
コロナ禍の中、「三人寄れば文殊の知恵」、
「知恵を授かり、生きて働かせることができますように!」と願い、滝に向かって手を合わせました。
<岩戸の滝>
御船の滝と井氷鹿(いひか)の里の間に「岩戸の滝」がありました。
井光川の本流にありました。
滝の近くまで行けなかったので、滝見台から見学しました。
御船の滝、岩戸の滝がある井光は、神武天皇が東征の際、出会った井氷鹿(いひか)の伝承地と言われているそうです。
神武天皇を東征の際、案内したのが「八咫烏」。
「御船の滝」、「岩戸の滝」と「八咫烏」がひょんなことから、つながっていることが分かりました。