①てっぺん畑のハーブ園から取ってきたラベンダーをよく洗う。
②お湯を沸かし沸騰させその中にラベンダー。
③弱火にして約5分間,煮だしする。
④ラベンダーを取り出し濾す。
⑤冷めたら容器に入れる。
全ての工程はローズマリーウオーターと同じ。
ローズマリーと違うな、と思ったのは灰汁?多さ。③の段階で灰汁?が出ています。
ただこの白い物質が灰汁なのかが分からないので?印を付けています。
スプレー式の容器に入れればラベンダーウオーター(ミスト)が完成。
ラベンダーの香りが漂います。
<ラベンダーウオーター(ミスト)用を作ろうと思った理由>
実は、このブログの別のテーマである「猫が登場する本紹介」で、
初刊から読んでいる「料理人李蔵捕物控第43巻(さしみ朝膳)」の中にラベンダーのことが紹介されていて作りたくなったのがその理由です。
「よい香りは心に効き目がある。ヒロハラワンデル(ラベンダー)、薫衣草(くぬえそう)とも言うが、その花が咲いたら・・・。」(p.227)
「沢山の薫衣草からほんの少ししかとれない大変貴重な薫衣草油で、枕に垂らして眠りに就くとぐっすり眠れる効き目があるそうです」(p.228)
「薫衣草はこのままこうして嗅いでいても心にとっても優しいの。手折った後、乾かしてもずっと香る」(pp.228-229)
「よい香りは心に効き目がある」、
ラベンダーの効用については、以前にも調べたことがあり、アロマセラピーもその一つであることは知っていました。
今回、作ったのは市販されている精油ではなく、沸騰水を冷ましたラベンダー水。
ミストを手にかけるとラベンダーの香り。
江戸時代にも、それぞれの思いを秘め同じ香りを嗅いでいたのかなと、
ついつい思いにふけってしまいました。
ラベンダー水なので長期保存はできません。
定期的に作るつもりです。