てっぺんファームには「笠松稲荷大明神」と言われる「稲荷さん」があります。
子どもの頃は、「稲荷さん」から始まる「餅まき」が楽しみでした。
お餅といっしょにお菓子もまかれます。
「稲荷さん」がてっぺんファームの上の山に位置しているため、稲荷さんから下りながら、家々回り、お餅やお菓子をもらったことが、今も覚えています。
家々を回ったということは、それぞれの家で稲荷さんが祭られていたことになります。
そもそも「稲荷さんって何」という疑問がずっとありました。
なぜ、「きつね」が出てくるのかも疑問でした。
調べてみると「稲荷」とは「稲がなる」という意味が込められているそうです。
そのため稲荷さんは、稲作や農業の神様であるとともに、衣食住のなどの生活全般、家内安全、商売繁盛、厄払いの神様として信仰されていることが分かりました。
次の疑問として浮かんだのが「きつね」です。
これも調べてみると、きつねは「神様の眷属(けんぞく)」だそうです。「眷属」とは「神様の使者」という意味らしいです。
きつねは神様の使いということになります。
きつねは神様の使いとして、稲作などの農耕や人々の生活全般を見守る「守り神」と言われる理由です。
そのため、昔から人々は目には見えない霊獣「白狐(びゃっこ)」として信仰し、稲荷神社に祭られるようになったそうです。
新年早々、雪が残るてっぺんファームの稲荷さん、「笠松稲荷大明神」。
てっぺんファームの風景として紹介します。