「土に還すということ。そこに、命の始まりと最後を見届けるような安心と無常とを感じる」

畑ブログ

「土に還すということ。そこに、命の始まりと最後を見届けるような安心と無常とを感じる」

(「折々のことば」2289 高橋久美子 朝日新聞2022年2月10日第1面)

昨年、11月後半から収穫し始めた白菜、大根、カブ。

大根、カブは全部の収穫を終え、美味しくいただきました。

白菜は、昨年、12月25日に収穫し、新聞紙で包んでいたものが5個、畑で外側の葉を覆うように紐で括った白菜が7つ残っています。

畑で収穫した際に出た白菜、大根、カブの葉や茎、根っこ等を畑にそのまま置いていましたが、2月12日(土)に畑に埋めました。

<手順>

①土の寒起こしを兼ねてスコップや鍬で土を起こす。

②葉や茎、根っこ等を埋める場所を掘り、中に入れ、足で踏みつける。

③葉や茎が腐敗しているので、消毒効果をねらって石灰を撒く。

④土を被せてならしておく。

⑤埋めてないところの土を起こす。

この作業は畑を使ったコンポスト作業とも言えます。

<④土を被せならす>
<⑤土起し>

コンポストとは、「堆肥(compost)」、「堆肥をつくる(composter)」のことです。

畑を掘り、白菜や大根、カブの葉や茎を埋め、発酵させる方法は、コンポスターに生ごみを入れたり腐食してきた野菜を入れたりして堆肥を作るコンポスト作業です。

コンポスト作業は、野菜を畑の土に還すこととも言えます。

「土に還すということ。そこに、命の始まりと最後を見届けるような安心と無常とを感じる」という記事が思い浮かびました。

この畑には、3月の終わりにジャガイモを植える予定です。

新たな生命の始まりになります。

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