川上村と天川村の境界線にあたる山頂の滝「大天井滝」に行ってきました。
今回は、てっぺんファームがある川上村から上がらずに天川村洞川から上がりました。
その理由は、今回のもう一つの目的が、日本の三大霊場である高野、吉野、熊野を三角形で結んだこの地にある「天河大弁財天」に参拝することだったからです。
「天河大弁財天」の祭儀や歴史は、私もそんなに詳しくなく、ここでは紹介できませんが、
芸能の神様とも言われ、これまでに結婚式を挙げたりお参りしたりする芸能人の方も多いとのことです。
次に、「天河大弁財天」から「みたらい渓谷」に寄ってみました。
平日でもあり、多くの人が来ていないような気配もしましたが、近づくにつれ「みたらい渓谷」の下流で水遊びをしている家族連れが見られるようになり、車の応対もままならないこともあったので、人込みを避け、「みたらい渓谷」に入らずに大天井滝に向かいました。
大天井滝に向かう道は、落石や山崩れでよく通行止めになることがよく起こるのですが、幸いにして無事、滝に付くことができました。
大天井滝に入る小道は草丈も高く、整備されていませんでしたが、夏の自然な風景に囲まれた滝を感じることができました。
この日の下界は厳しい暑さでしたが、滝の付近では気持ちのいい冷気を感じることができました。
大天井滝に着いた時の天候は晴れ。
でも、滝の辺りは少し暗く、滝の水量も減っていたので、「白糸の滝」のような感じでした。
向かい側の大峰山系を眺めていると、「守ろう山の美しさ」の意味を実感することができました。
冬が近づくとこの林道は通れなくなるので、この夏、今度は川上村から上がってみたくなりました。